


ディレクター / 調香師
清水 篤
未知なる挑戦こそが、新たな価値を生む。「破天荒」 は、常識にとらわれず、まだ誰も踏み込んだことのない領域へと挑む香りのブランド。芸術、文化、歴史を香りで再構築し、感覚を揺さぶる体験を提供する。ディレクターとして、その革新性にこだわり、単なる香水ではなく、人の心を動かすアートとしての香りを創り上げることに情熱を注ぐ。




アートディレクター / デザイナー
丸岡 亮
海外経験を経て、手仕事をする職人をリスペクトし、日本の伝統と革新を香りで表現する「破天荒」な世界を表現した。紙を破った形状から作成したロゴや浮世絵を再構築したコラージュなど、香りや浮世絵の世界観を大切にしながら、より日本文化の魅力を強調したデザインに挑戦。角度によって見える、製品の随所に散りばめられた粋な計らいも楽しんでもらいたい。



木工職人
早川木工所
世界初の加賀友禅の美しい色をのせる際に若い木だと樹脂が出てしまうため、江戸時代(まさに浮世絵作品を代表する葛飾北斎や安藤広重が活躍した時代)に自生した、木曽檜(樹齢約250年相当)を贅沢に使用。建具材としても世界トップレベルの高級木材で、太く真っ直ぐな優良材である。浮世絵の絵師達が生きた時代と同じ木材が香水の木キャップとなり、現代の人々に触ったり見てもらうことで、木も幸せだと思う。



加賀友禅職人
奥田染色
加賀友禅は、私共の石川県金沢市という地域に深く根ざした伝統的な技法であり、細やかな手仕事を重ねることで、美しい模様を生み出しています。破天荒では、貴重な木曽檜にその技法を取り入れ、精緻な手作業による装飾をアートとし、視覚的な美しさを生み出しています。伝統を守りながら新しい形でその美を表現できることに誇りを感じています。より多くの人々に魅力を知ってもらえたら、職人としてこれ以上の喜びはありません。